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今月中旬の議会承認後に結果公表 西米良村役場新庁舎

 経年による老朽化や耐震強度不足等を背景に、役場庁舎の建て替えを計画する西米良村は、去る2月5日に新庁舎建設に係る建築主体工事の入札を指名8者、電気設備工事の入札を指名7者、機械設備工事の入札を指名7者で執行した。今月中旬に開催される村議会で工事請負契約の承認を得たのち、入札結果を公表する予定でいる。

 建設から約50年が経過する現在の役場庁舎は、経年に伴う施設本体や設備の老朽化が著しい。一方で、耐震性能や構造的に大きな課題を抱え、南海トラフに代表される巨大地震等の発生時に、災害対応拠点としての機能が維持できない可能性があるため、現在地に庁舎を建て替える。

 新庁舎の規模はS造4階建延べ1552m2。設計業務は徳岡設計九州事務所が担当した。新庁舎の建設工事期間中は、隣接する集落センター及び保健センターに各課を分散配置して業務を行う。工期はいずれも平成31年3月31日までを予定しており、翌4月の供用開始を目指す。

 各工事の指名業者は、建築主体が▽坂下・河野特定JV▽柴坂建設▽大和開発▽志多組▽吉原建設▽矢野興業▽増田工務店▽大淀開発、電気設備が▽共立電機製作所▽みやえい▽三桜電気工業▽甲斐電機工事▽九南▽九電工▽明光社、機械設備が▽清本鉄工▽巴設備工業▽伊達組▽岩崎電管工業▽宮崎南菱冷熱▽内田工業▽生目設備。