国土交通省宮崎河川国道事務所は、東九州自動車道日南北郷ＩＣ～日南東郷ＩＣ間を３月１１日の１６時に開通すると発表した。同日１０時３０分から日南市北郷農村環境改善センターで記念式典を開き、日南北郷ＩＣ内でテープカットを行う。
東九州自動車道は、九州東部の広域的な連携を図り、沿線地域への企業誘致及び観光振興、災害時の代替機能確保等を目的とする道路。国と地方が負担する新直轄事業方式により、宮崎河川国道事務所が清武ＪＣＴ～日南間の整備に取り組む。
今回開通するのは日南北郷ＩＣ～日南東郷ＩＣ間の延長９㎞。隣接する清武南ＩＣ～日南北郷ＩＣ間(１７．８㎞)は現在も整備中であり、東九州道の一部を形成する国道２２０号日南・志布志道路の一部(日南～油津間)が事業化されている。
東九州道の清武南ＩＣ～日南東郷ＩＣ間が全て開通すると、宮崎市～日南市間で約２３分(今回開通区間では約９分)の所要時間短縮が見込まれると共に、更なる交流人口の増加や救命率の向上、地元の企業誘致や定住促進等の効果が期待される。