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2技術を新技術Ⅰ類に選定 JSの新技術導入制度

 日本下水道事業団(JS)は新技術導入制度で、「多重板型スクリュープレス脱水機―Ⅱ型」(JS、アムコンの共同開発)と、「高濃度対応型ろ過濃縮・中温消化システム」(JS、月島機械の共同開発)の2技術を新技術Ⅰ類(JSが単独または共同開発した技術)に選定した。両技術ともライフサイクルコスト(LCC)縮減が期待できる技術。

 多重板型スクリュープレス脱水機―Ⅱ型は、オキシデーションディッチ法(OD法)を採用する処理場で広く普及している多重板型スクリュープレス脱水機に濃縮や自動制御等の新機能を追加。OD法汚泥対応機種では、従来機種と比較して、処理能力向上によるLCC縮減が期待できる。標準活性汚泥法汚泥対応機種では、他の脱水機と比較して、省スペース化やLCC縮減が可能となる。

 高濃度対応型ろ過濃縮・中温消化システムは、従来の重力濃縮に代えて高濃度対応型ろ過濃縮機で初沈汚泥を濃縮。濃縮した余剰汚泥とポンプ内で混合した後、高濃度対応型鋼板製消化タンクにより嫌気性消化を行う技術。重力濃縮工程で固形物回収率向上を図るとともに、消化タンク容量や加温熱量、電力量を削減、LCCを縮減できる。

 JS新技術の登録技術は、今回の選定分を含め、Ⅰ類20技術、Ⅱ類(国、自治体などの公的機関が開発した技術で、JSが技術確認済み)5技術、Ⅲ類(Ⅰ、Ⅱ類以外で、JSが技術確認済み)1技術となる。