建設業振興基金は、建設業経理事務士(3級・4級)の講習と検定試験を組み合わせた特別研修で、2018年度から受講料の割引を行う。高校生向けの受講料は、3級で3000円、4級で2000円を減額。一般向けも、3・4級を同時に申し込む際の受講料を5万2980円から5万円に変更する。
高校生向けの特別研修は、高校単位で申し込むと講師を高校に派遣し、講義・検定試験もセットで行う。3級は3日間、4級は2日間で講習と検定試験を終えることができる。17年度から高校単位で申し込むと受験料の半額割引を実施している。
若年層の建設業への入職を促すため、この受講料をさらに割り引く。3級は1万5000円から1万2000円、4級は1万円から8000円にそれぞれ減額する。
建設業団体・企業単位で受け付ける一般向けの特別研修も受講料の割引を行う。3級・4級の研修を同時に申し込む場合、受講料を5万2980円から5万円に見直す。