国土交通省は、２０１６年度末時点の建設関連業登録業者数（測量業、建設コンサルタント、地質調査業）を公表した。測量業は、前年度比０．４％減の１万１９５２者で、２００３年度以降１３年連続で減少。ピーク時の業者数からは１９％減った。建設コンサルタントは０．４％増の３９５１者、地質調査業は０．２％減の１２６６者だった。
測量業の新規登録業者数は３１４者、登録を更新しなかった業者数は３６２者（廃業２０２者、更新切れ１６０者）だった。測量業の登録業者数は０３年度に１万４７５０者でピークを迎えたが、その後は１３年連続で減少し、１６年度までに２７９８者減った。
資本金階層で登録業者数を見ると「１０００万円以上２０００万円未満」が１７４１者減（２９．３％減）と最も減少幅が大きく、「１０００万円未満」の６６１者減（１４．１％減）が続いた。
建設コンサルタントと地質調査業の登録業者数は、０５年度にピークを迎えて以降、緩やかな減少を続けている。
建設コンサルタントは、１６年度の１年間で新規登録業者が１５７者、登録を更新しなかった業者が１４０者（廃業１２３者、更新切れ１７者）となった。ピーク時の４２１４者からは２６３者の減少（６．２％減）となる。
地質調査業は、新規登録業者が３１者、更新をしなかった業者が３４者（廃業３２者、更新切れ２者）だった。ピーク時の１３９０者からは１２４業者の減少（８．９％減）となっている。