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i-Conでは目的明確化できる人材を 振興基金が経営者研修

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▲写真は研修の模様

 建設業振興基金は2月16日、産業間競争を踏まえた人材確保・育成の生き残り戦略をテーマに第22回経営者研修を東京都内で開いた。企業のブランド化やICT活用、女性の活用などで人材の確保・育成に成果を上げている経営者の講演や、人気企業の秘密を探るパネルディスカッションが行われた。全国から約60人の経営者が参加した。

 研修会の冒頭、あいさつに立った振興基金の内田俊一理事長は、人材確保・育成に振興基金が取り組んでいる目的について「建設業を、教育訓練がビルドインされた産業にすること」と話した。そして、地域連携ネットワーク事業に触れ、「教育訓練の仕組みを地域建設業の共有資産にしていきたい」と述べた。

 講演ではまず、「建設技術の新たなステージ」として、i-Constructionにおける人材育成について立命館大学の建山和由教授が話した。建山氏はi-Conで求められる人材を「新しいことに前向きに取り組む意思と姿勢を持つ人」「目標や問題を明確にし、その解決方法を組み立てることができる人」と指摘した。

 さらに、ICTに関して「導入することが目的でなく、企業として目標を決め、その達成のために最善の方法を考えていくことが重要」と強調。「一段上の技術を目指す雰囲気を現場に醸成し、創造的な産業を目指してほしい」と話した。

 担い手の確保・育成に取り組む企業経営者としてフクザワコーポレーションの福澤直樹代表取締役、長岡塗装店の古志野純子常務取締役、セカンドライフの子安克枝代表取締役が講演。その後、講演者らが「人気企業の秘密」をテーマにパネルディスカッションを行った。