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サンマリン球場でボランティア活動 宮崎県法面保護協会

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▲写真は挨拶する工藤会長、開会式、作業の模様

 一般社団法人宮崎県法面保護協会(工藤勝利会長)は1月29日、宮崎県総合運動公園内のサンマリンスタジアムで平成29年度の「ボランティア活動」を実施した。プロ野球チームが春季キャンプに訪れる同球場で、選手や観客に気持ち良く施設を使ってもらおうと、協会会員企業の職員ら約75人が施設の清掃作業に汗を流した。

 宮崎県法面保護協会では、平成9年の社団法人化を契機に、公益法人としての社会的責任を果たす観点から、地域社会への奉仕活動を積極的に展開している。これまでに、養護学校の図書購入費助成や福祉関係団体への寄付、公共施設の清掃作業などに取り組んでおり、サンマリンスタジアムの清掃作業は今年で9年目を数える。

 作業当日の開始式では、工藤会長が「県内外から訪れる多くの方々が快適に施設を利用してもらえるよう、事故には十分気をつけて清掃作業に取り組んで欲しい」と挨拶。続いて、宮崎土木事務所の土屋喜弘所長とスポーツ施設協会の入倉俊一事務局長が長年継続して行われている活動に対する感謝を述べた。

 開始式終了後には、参加者が清掃器具を持って作業場所に移動。冬の寒空の中、移動式足場を使って梁上部に散乱した鳩糞等の除去とバードレスマットの設置を行ったほか、内野スタンド内の客席拭き上げ、通路の清掃作業に一丸となって取り組み、作業終了後には施設内は見違えるように綺麗になっていた。