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木造建築の修理技術 無形文化遺産候補に

 文化庁の文化審議会無形文化遺産部会は2月7日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産の提案候補として、木造建築物を修理する伝統建築技術14件を選んだ。3月末にユネスコ事務局に提案書を提出する。2020年の登録を目指している。

 提案候補に選ばれたのは、宮大工などが継承するかやぶき、瓦ぶき、左官(日本壁)、建具製作、畳製作など14件の伝統技術。ユネスコ無形文化遺産に登録されることで、法隆寺など世界文化遺産となった木造建築物の保護に大きく貢献するとしている。