国土交通省九州地方整備局は、2月28日に福岡県久留米市の久留米シティプラザ久留米座で開催する第3回防災・減災シンポジウムの聴講希望者を募集している。参加無料。時間は13時30分から16時30分まで。参加申し込みを2月22日まで専用WEBサイト(http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/bousai/symposium)で受け付ける。
新たなステージに対応した防災・減災キャンペーンとして、九州地方整備局は豪雨災害に対するハード・ソフト対策に係る普及活動を展開している。シンポジウムでは、地域防災力の強化・維持を目指し、「暮らしのなかで防災を考え、災害の記憶を未来に語り継ぎ、頻発する豪雨へ備える」をテーマに、基調講演やパネルディスカッションを行う。
当日は、水災害・リスクマネジメント国際センター長や社会資本整備審議会河川分科会長を務める小池俊雄氏(東京大学名誉教授)が「頻発する水災害の背景と地域防災力の向上」と題して基調講演を行うほか、平成29年7月九州北部豪雨による水害からの教訓をテーマに、多様なパネリストがそれぞれの立場から意見を交わす。
当該シンポジウムは、一般社団法人建設コンサルタンツ協会のCPDプログラム、一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会のCPDSプログラムの認定を受けている。詳細は九州地方整備局のホームページで確認できる。問い合わせ先は、九州地方整備局河川部水災害予報センター(電話092-707-0110)。