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のじりこぴあ再生・活性化へ サウンディング型市場調査

 小林市は、野尻湖多目的広場(のじりこぴあ)の再生・活性化を推進するための「サウンディング型市場調査」を実施する。民間事業者との対話を通じて、利活用のノウハウやアイデア等の提案を受け、市場性の把握や民間活力導入可能性の判断材料とする。

 国道268号線沿いに位置するのじりこぴあは、オープンスペースやアミューズメント施設、メロンドーム、プール、キャンプ場など多面的な機能を有し、幅広い世代の憩いの場や遊びの場、地域交流の場として年間20万人を超える来場者が訪れている。

 一方で、施設設備の老朽化や未利用地・休止施設の増加など、施設空間の有効活用や再整備が求められる中、財政面の制約等を踏まえた適切な維持管理とコスト縮減を図る必要があることから、民間事業者との対話を通じて事業手法などを検討する。

 サウンディング型市場調査の対象範囲は、のじりこぴあの敷地内の一部または全部(土地13万3241m2、建物2488m2)。対象事業者は、野尻湖多目的広場の利活用について提案を行い、かつ実行する意思を有する法人または法人グループとする。

 調査では、対象市有地を有効活用することで、地域に賑わいを創出し、波及させることのできる立寄りゾーンづくり、「多様な市民ニーズへの対応」及び「新たな魅力創出」を実現することで、周辺地域の新たな魅力向上に資するアイデアなどを求める。

 12月20日に実施する事前説明会及び現地視察の申し込みを12月17日まで受け付ける。対話参加の申し込みを12月21日から31年1月30日まえ受け付け、3月14日から3月22日にかけて対話を実施。4月以降に結果の概要を公表する。

 詳細は小林市のホームページで確認できる。参加申し込み及び連絡先は、小林市野尻庁舎地域振興課地域振興グループ(電話0984-44-1100/内線220)。

調査の実施要領