宮崎県県土整備部建築住宅課は、平成30年度「特定建築物等定期報告制度講習会」(CPD3単位)を平成31年1月11日に宮崎市のJA・AZMホールで開催する。時間は13時30分から16時30分まで。受講は無料。定員は80人。
特定建築物等の定期報告制度は、一定の用途や規模の建築物等について一層の安全性を確保するため、建築物等の調査及び検査を建築士や調査員など一定の有資格者が行い、その結果を行政庁に報告するよう建築基準法で定められた制度。
平成28年6月に建築基準法が強化され、県内に於いても報告が義務付けられた建築物や建築設備が大幅に増加した。今後は、定期報告調査を行うことができる資格者に対する社会的要求が大きくなっていくものと想定される。
講習では、民間及び行政の建築技術者を対象に、強化された定期報告制度の概要や調査のポイント、報告書の記入要領を解説する。資格登録のための講習ではないが、特定建築物等調査業務はもとより、建築設計や工事監理に生かせる内容とする。
講習会の詳細は、県から委託を受けて運営する一般財団法人宮崎県建築住宅センターのホームページ等で確認できる。申し込み及び問い合わせ先は同センター(電話0985-50-5586、FAX0985-50-5621)。
《講習会の開催案内》