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女性の入職促進へ改善策など議論 建設産業女性活躍推進NW

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▲写真は会合の模様

 建設業への女性の入職と定着を推進するために発足した「建設産業女性活躍推進ネットワーク」(事務局・建設業振興基金)が12月18日、東京都内でキックオフミーティングを開いた。ネットワークに参加する25団体の女性技術者・技能者らをはじめ約90人が集まった。各団体の取り組みを発表した後、グループワークを通じ、女性の入職や就業継続の課題や改善策を話し合った。

 各団体の取り組みでは、現場見学会や講習会の開催、女子学生との交流、PR活動、社会貢献など多様な活動が報告された。グループワークは9グループに分かれて実施。建設業への女性の入職促進や就業継続をはじめ、活躍推進、広報活動強化などをテーマに話し合い、それぞれ成果をプレゼンテーションした。

 同ネットワークは2014年8月に国土交通省などで策定した「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」に基づき本年度発足した。現在、日本建設業連合会けんせつ小町委員会や土木技術者女性の会、建築設備六団体協議会設備女子支援ネットワークをはじめ、全国から25団体が参加。土木技術者女性の会の須田久美子氏が幹事長を務める。参加団体を引き続き募っている。