村立保育所「ふたば園」の移転建替を計画する西米良村は、施設整備に係る設計業者を指名型プロポーザル方式で選定するにあたり、そのための手続きに着手した。対象業者に対する指名通知を終えており、各者の提案内容を審査した上で、最も優れた提案を行った候補者を特定。同者との協議を経て業務請負契約を締結する。
教育と保育を一体的に行う保育所型の認定こども園として整備することで、保育機能の拡充や保育体制の維持を図る。当初は現在地での建て替えを予定していたが、近接する一ツ瀬川の災害時に於ける危険性等を考慮し、安全性が高い地域に立地する特別養護老人ホーム天包荘(大字竹原432番地)の駐車場部分を候補地とする。
保育機能の維持・確保や認定こども園としての基準を満たすため、新園舎の規模は延床面積600~700m2程度を想定するが、構造や階数を含めた詳細は、設計プロポーザルに於ける提案内容等を踏まえ、設計業務の中で詰める。計画が順調に進んだ場合、今年度を目途に設計を完了させ、来年度に建設工事を行う予定でいる。