国土交通省九州地方整備局は、平成30年度の九州防災・減災シンポジウムを平成31年1月24日に福岡県直方市のユメニティのおがた大ホールで開催する。参加は無料。時間は13時30分から17時まで(13時から受付)。福岡県や遠賀川流域21市町村、遠賀川河川協力団体連絡会が共催する。
近年、全国各地で発生している豪雨災害や遠賀川に於いて平成30年7月豪雨(西日本豪雨)で観測史上最高水位を観測したことなどを踏まえ、インフラの重要性やその効果を認識するとともに、ソフト対策により地域防災力を向上し、地域住民の的確な避難行動に繋げることをシンポジウムのテーマに掲げる。
当日は、京都大学防災研究所の中北英一教授が「近年の豪雨災害と気候変動適応」と題して講演するほか九州工業大学名誉教授の秋山壽一郎氏や「7・19大水害被害者の会」の元代表世話人、地元首長らが「頻発する豪雨災害への備え」をテーマにパネルディスカッションを行う。防災パネル展や防災備蓄物資展示等も同時開催する。
参加希望者は専用のウェブサイト(http://www.qsr.mlit.go.jp/onga/symposium.html)または電話(0949-22-1830)で申し込むこと。申し込み期限は31年1月18日。シンポジウムは、建設コンサルタンツ協会のCPDプログラム、全国土木施工管理技士会連合会のCPDSプログラムに認定されている。
詳細は九州地方整備局のホームページで確認できる。問い合わせ先は、九州地方整備局河川部水災害予報センター(電話092-707-0110)。
《開催案内》