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子ども達に光のプレゼント 宮崎地区電気工事業協同組合

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▲写真は設置作業、点灯式、光を灯すイルミネーションの模様

 宮崎地区電気工事業協同組合の青年部(長友光広部長)は12月8日、宮崎市高岡町の児童養護施設さくら学園でイルミネーション設置のボランティア活動を行った。青年部のメンバー約20人が電飾の設置作業に取り組み、夜には桜の木に取り付けられた約1万球の電球が色とりどりの電気の花を咲かせた。

 さくら学園のイルミネーション設置は、青年部のボランティア活動の一環として毎年取り組んでいるもの。青年部が実施する活動は各方面から高く評価されており、全日本電気工事業工業組合連合会の全国大会でも表彰されている。

 宮崎中央ライオンズクラブの協力のもと、参加者は事前に準備した約1万球の照明を園内の桜の木に設置。試行錯誤を重ねながら、今年の作業に備えて購入したすだれ型の電飾、星形や動物をモチーフにした電飾、カラフルなオーナメントを取り付けた。

 さくら学園の児童と職員、青年部の代表が出席した点灯式で、さくら学園の担当者が「光のプレゼントをいただきありがたい。子ども達だけでなく職員も楽しみにしている」と挨拶。卒園を間近に控えた生徒は「イルミネーションを見ながら、残りの時間を楽しく過ごしたい」と話した。

 全員でカウントダウンを行い、「点灯!」の合図で赤・青・緑・白・黄の電飾に一斉に灯りが点され、大きな歓声があがった。子ども達は、幻想的な光の花を咲かせた桜の木の周りに集まり、目を輝かせながら見入っていた。喜ぶ子供達の姿を見守る部員からは笑みがこぼれていた。

 長友部長は「子ども達が喜んでくれるのが何よりも励み。今後も活動を継続していく」と意気込みを語るとともに、「地域のためになり、部員間の親睦・交流に繋がる活動、電気工事業に興味を持ってもらえるような活動に取り組んでいきたい」と話す。