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一般競争(WTO)で4件公告 新県立宮崎病院建設工事

 宮崎県病院局は11月22日、一般競争入札(WTO)で行う「新県立宮崎病院建設主体工事」「同電気工事」「同管工事」「同空調工事」の4件を告示した。入札は総合評価落札方式(宮崎病院特別型)で行い、低入札価格調査制度を適用する。3者で構成する特定建設工事共同企業体を対象に、12月20日まで入札参加資格確認申請書を受け付ける。

 既存施設の老朽化対策や狭隘化の解消、災害対応力の強化、診療機能の向上等を目的に、敷地内に全面改築する計画。当該工事では、S造8階建延べ4万7582m2の新病院建設、S造平屋建延べ26m2の医療ガス棟建設に係る各種工事及び付帯工事を施工する。工期は平成33年(2021年)9月30日までを予定する。

 建築主体工事の参加要件は、宮崎県の入札参加資格に於いて建築一式工事の認定を受けている3者で構成する特定建設工事共同企業体。代表構成員は建築一式工事の総合評定値が1200点以上、第2構成員は同950点以上、第3構成員は同840点以上で、いずれも年間平均完成工事高が1億円以上であることを求める。

 電気工事の参加要件は、宮崎県の入札参加資格に於いて電気工事の認定を受けている3者で構成する特定建設工事共同企業体。代表構成員は電気工事の総合評定値が1100点以上、第2構成員と第3構成員は同840点以上であり、いずれも年間平均完成工事高が1億円以上であることを求める。

 管工事の参加要件は、宮崎県の入札参加資格に於いて管工事の認定を受けている3者で構成する特定建設工事共同企業体。代表構成員は電気工事の総合評定値が1000点以上、第2構成員と第3構成員は同830点以上であり、いずれも年間平均完成工事高が1億円以上であることを求める。

 空調工事の参加要件は、宮崎県の入札参加資格に於いて管工事の認定を受けている3者で構成する特定建設工事共同企業体。代表構成員は電気工事の総合評定値が1000点以上、第2構成員と第3構成員は同830点以上であり、いずれも年間平均完成工事高が1億円以上であることを求める。

 建築主体工事で求める技術提案は、▽耐震性能の向上または耐震性能の維持保全を考慮した品質確保▽既存病院及び近隣への影響等(環境対策)▽市街地での建替工事を考慮した施工上配慮すべき事項等。その他の工事では、▽維持保全または耐震性能の向上を考慮した品質確保▽将来対応を考慮した施工上配慮すべき事項等―を求める。

 入札参加資格確認申請書は11月22日から12月20日まで持参または郵送で受け付ける。質問は12月17日までに電子メールで送付すること。技術申請書は12月12日~31年1月17日に提出し、技術提案については電子データも送信する。2月26日から3月4日にかけて入札書を受け付け、3月5日に開札する。

 入札説明書は宮崎県公共事業情報サービスや宮崎県病院局のホームページで入手できる。担当部局は宮崎県病院局経営管理課(〒880-8501宮崎市橘通東1丁目9番10号、電話0985-26-7629、メールkeieikanri-hp@pref.miyazaki.lg.jp)。