延岡市は11月16日、条件付一般競争により「(仮称)子どもの城」建築主体工事の入札を参加5者で執行し、村上・高見・大同JVが4億1850万円で落札した。工期は平成31年11月15日まで。税抜の公表金額は4億2428万円だった。
子育てに関する幅広い総合的な機能を持った新たな子育て支援拠点を整備するもの。旧県立延岡わかあゆ支援学校跡地(延岡市松山町)に、RC造2階建延べ1538m2の拠点施設や駐車場、公園等を整備し、子育て家庭に対する切れ目のない支援を行う。
配置計画によると、鋭角に交差する2本の市道に囲まれた敷地西側の中央部に拠点施設を配置し、駐車場は拠点施設の北側に35台、東側に48台(うちバス2台)を確保する。拠点施設の南側に配置する公園には、遊具や築山、四阿等を整備する。
施設整備に係る基本・実施設計は小嶋・コトブキJVが担当した。当該工事では、拠点施設の整備に係る建築主体工事を行い、付随する設備工事や外構工事は別途発注する。市の概算では、施設工事費を約6億円、外構工事費を約1億円と見込む。
建築主体工事の入札の参加業者は、村上・高見・大同JV、川口・司・吉本JV、上田・不二・黒木JV、興洋・山田・向洋ハウジングJV、大喜・加行・高建JVの5者。