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三高テクノ工場で三県合同研修会 宮崎県建築協会青年部

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▲写真は研修会の模様、参加した三県青年部員

 一般社団法人宮崎県建築協会青年部(投山浩部会長)は11月10日、熊本及び鹿児島両県の建築協会青年部とともに「技術研修会」を開催した。各県協会の青年部員約30人が米良企業グループの三高テクノ工場(宮崎市高岡町)を訪ね、配電盤やキュービクル、LED照明の製造工程などを熱心に学んだ。

 宮崎・熊本・鹿児島県の建築協会青年部は、各県部会員の技術と知識の向上、部会員同士の親睦及び交流を深めることを目的に、各県の持ち回りで技術研修会を開催している。今年度の研修会は、株式会社共立電機製作所(米良充典代表取締役社長)や株式会社共立電照(船ケ山保幸代表取締役社長)が入居する三高テクノ工場で行われた。

 研修では、本県青年部の甲斐宏昌前部会長が「年に一度の三県合同による技術研修会。研修や懇親会を通じて互いの親睦と交流を深めて欲しい」と挨拶。共立電機製作所の金丸博保取締役常務が、環境面や安全性、作業効率、省エネに配慮した三高テクノ工場の概要を説明し、米良企業グループの沿革や事業を紹介するビデオを鑑賞した。

 その後、金丸氏と共立電照の佐藤宏幸取締役が施設を案内し、ロボットによる製缶加工ラインや鉄板加工ライン、レーザーを用いた加工機、LED投光器の実験施設、製品検査設備のほか、国内最先端の技術を備えたLED照明による植物工場実験施設、地域貢献及び福利厚生事業の一環として整備したさんこうこどもえんを見学した。

 見学後の質疑では、参加した青年部員が同社の経営理念や外国人を含む雇用対策、工場内の安全対策などについて質問を行い、金丸氏と佐藤氏がそれぞれの質問に対して丁寧に回答した。夜には宮崎市内で懇親会が開かれ、三県の青年部員が互いに情報交換を行いながら、会食や懇談を通じて親睦を深めた。