▲写真は作業の模様、作業の参加者
一般社団法人宮崎県建築士会宮崎支部(福添勝郎支部長)は10月27日、宮崎市の国富が丘児童遊園で地元自治会が取り組んだ防災かまどベンチの製作をサポートした。作業には地元の子ども達やその保護者、宮崎支部の会員ら約30人が参加し、1日かけて5段積の防災かまどベンチを完成させた。
建築士の地位向上やPR、建築士としての意識の再確認を目的とした7月1日の「建築士の日」に合わせて、宮崎支部では公共施設の補修や点検等の地域貢献活動を展開。昨年度は自治会が設置する防災かまどベンチの製作を支援しており、自治会とスケジュールを調整の上、今年も同様の作業に取り組んだ。
作業当日、防災かまどベンチが普段はベンチや縁台となり、災害発生時には座面や天板を取り外してかまどとして使用できる防災設備であることを担当者が説明。全員で作業内容を確認し、午前中に基礎部の作成や天板の製作、午後から基礎部に耐火レンガを水平に並べる作業に協力して取り組んだ。