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ものづくりの楽しさなど伝える 第36回技能まつり開催

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▲写真は会場の模様

 ものづくりの楽しさや大切さを広く県民に知ってもらおうと、宮崎県と宮崎県職業能力開発協会、宮崎県技能士会連合会が主催する「第36回技能まつり」が、10日28に宮崎市のイオンモール宮崎で開かれた。建設関連技能士会もブースを出展し、会場を訪れた親子連れや買い物客らにものづくりの魅力を伝えた。

 新館増設で新たに設けられたヒナタテラスでは、宮崎県塗装技能士会がミニハウスにペイントを施す体験コーナーを設置し、子ども達が好みの色に塗り分けながら作業を楽しんだ。建築大工技能士会が設置した本立・花台の製作コーナーでは、大人から子どもまで幅広い来場者が悪戦苦闘しながらも組立作業に挑戦した。

 宮崎県屋根工事組合連合会のブースでは、瓦に干支を模したチップを貼り付けたほか、瓦の上に登って歩き心地などを体験。宮崎県左官技能士会は、着色した壁塗り材とコテでアニメのキャラクター等を描くコーナーを設置した。宮崎県とび技能士会のはしご実演では、次々と繰り出される匠の技に歓声が沸き起こった。

 イベントではこのほか、宮崎県板金工業組合技能士会が銅板を使った折り鶴の製作や漢字一文字を打ち込む作業に挑戦した。宮崎県畳工業組合技能士会はミニ工芸畳の製作体験、宮崎県広告美術技能士会はカッティングシートを加工した切り絵の作成体験、宮崎県造園技能士会は石や苔、草木を使った箱庭の作成体験を行った。