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岩切設計が587万円で落札 古城ヶ鼻団地1号棟設計

 宮崎県営繕課は10月17日、県営古城ヶ鼻団地1号棟建設工事他実施設計業務委託の入札を指名10者で執行し、岩切設計が587万円で落札した。敷地内に建設する1号棟の実施設計業務や整備に係る地盤調査業務を委託する。税抜の予定価格は690万7000円だった。

 昭和40年~42年にかけて建設された古城ヶ鼻団地(日向市富高古城ヶ鼻6960-5、現況住戸数26戸)の既設建物を解体し、敷地内に4棟に集約して建て替える計画。敷地面積は約4254m2。施設整備に係る基本設計はオーツ設計が担当した。

 基本設計段階に於ける構造階数はいずれも木造平屋建。延床面積は▽1号棟=約290m2(5戸)▽2号棟=約227m2(4戸)▽3号棟=約176m2(3戸)▽4号棟=176m2(3戸)―を計画する。このほか駐輪場やゴミ置き場、プロパン庫も整備する。

 当該業務では、1号棟や付帯施設、外構整備(団地内敷地全体)に係る実施設計、スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査を行うほか、住宅性能評価書申請書の作成、基本設計の一部見直し、基本設計書改訂版作成などを行う。委託期間は120日間を予定している。

 入札の指名業者は、岩切設計、ごとう計画・設計、別当設計、近藤設計、野添設計、アイセック、小嶋凌衛建築設計事務所、コラム設計、宮崎設計、本田設計の10者。