延岡市は10月19日、公募型プロポーザル方式で優先交渉権者を選定する「延岡市学校施設太陽光発電設備設置事業」を告示した。再生可能エネルギーの普及拡大や分散型電源の確保、行政財産の有効活用を図るため、既存学校施設の屋根または屋上に太陽光発電設備を設置し、発電を実施する事業者を募集する。
対象施設は延岡市内の小中学校43施設。事業期間は20年以内(太陽光発電設備の設置・撤去期間を除く)とし、提案する1m2当たりの使用料(税抜)は年額100円以上とする。事業実施者は原則として発電した電気の全量を電気事業者に売却する。
プロポーザルの参加要件は、法人格を有する事業者または複数事業者による連合体であり、過去に他自治体公共施設に於いて10㌔㍗以上の太陽光発電設備の設置工事を請け負い、または発電事業を実施した実績を有すること。
プロポーザルの実施スケジュールは、▽質問書受付期限及び参加表明書提出期限=10月25日▽事業提案書提出期限=11月1日▽プロポーザル審査の実施=11月6日▽審査結果の通知・公表=11月7日以降―を予定する。
実施要領や仕様書、様式等は延岡市のホームページからダウンロードできる。プロポーザルの事務局は延岡市教育委員会総務課(電話0982-22-7030、FAX0982-22-7030、メールk-soumu@city.nobeoka.miyazaki.jp)。