▲写真は同社が修繕した館銘板、除幕式の模様
宮崎市の株式会社志多組(志多宏彦代表取締役社長)は、地域貢献活動の一環として、日南市立北郷小中学校の古くなった館銘板をリニューアルした。10月19日に正門前で除幕式が行われ、新しくなった館銘板の完成に出席した関係者一同が喜んだ。
同社では現在、国土交通省宮崎河川国道事務所発注の東九州道関連工事を施工している。北郷小中学校と施工場所が近いこともあり、学校とも連携しながら、若者育成の一環として同校で出前講座を行ったほか、通学時の交通安全対策にも協力している。
積極的に学校関係者や地域住民とのコミュニケーションを図る中で、今年は北郷町が日南市と合併して10周年という節目の年を迎えることから、同社が推進する地域貢献活動の一環として、北郷小中学校の古くなった館銘板を同社が修繕した。
除幕式で、当該工事の現場代理人を務める南園泰臣氏は、同社がインフラ整備や災害対応に取り組んでいることを生徒達に紹介。「将来、成人式等で皆さんが集合して館銘板の前で写真を撮る時に今を思い出し、地域へ恩返しする気持ちを持つきっかけになれば」と話した。
同校の田上幸雅校長は「社会貢献とはどういうことかを考え、学んで欲しい」と話した。北郷小中学校では10月28日に合併10周年記念の大運動会の開催を予定しており、イベントに併せて多くの地域住民にリニューアルした記念館銘板が披露される。