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施工は戸田・大和・矢野JV 宮崎市郡医師会病院等建替

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▲新施設のイメージ図

 公益社団法人宮崎市郡医師会(川名隆司会長)は、医師会病院を含む諸施設の建替整備に関して、施工業者を戸田建設、大和開発、矢野興業の3社で構成する共同企業体とすることを決め、9月28日に契約した。10月14日に現地で関係者による地鎮祭を執り行う。平成32年5月の完成、同年8月の開院を目指す。

 宮崎市が防災支援拠点と位置付ける大字柏原及び有田の敷地に、医師会病院(病床数267床)や検査センター・検診センター・看護専門学校・事務局等の関連諸施設を移転・集約して複合的に整備する計画。施設整備に係る基本・実施設計は久米設計が担当し、実施設計段階からECI方式による技術協力を戸田建設が行った。

 建設場所は宮崎市柏原及び有田の敷地(約4万5000m2)。構造は鉄骨造(免震構造)で、階数は地上6階。病院棟・緩和ケア棟・看護専門学校棟・院内保育棟・エネルギーセンター棟を含む施設部分の建築面積は約1万m2、延床面積は約3万m2とする。施設整備に係る施工監理は、設計業務を担当した久米設計が行う。

 一方、施設の建替整備に伴うエネルギーサービス(ES)事業に関しては、東京ガスエンジニアリングソリューションズが担当。協力事業者である宮崎ガスと共同で、病院熱源システム等の設計・建設・運用・維持管理まで一貫したサービスを提供し、省エネ・省コストの実現やエネルギー供給の安定性向上を図る。