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県北・県南の2会場で研修会開催 水辺の工法研究会

 宮崎県とNPO法人大淀川流域ネットワークが運営する宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会は、11月15日に県北会場(日向市)、11月16日に県南会場(宮崎市)で開催する平成30年度第3回研修会の受講申し込みを11月1日まで受け付ける。

 河川や砂防に関わる行政及び企業の技術者などが対象。多自然川づくりに関する全国トップクラスの研究者などを講師に招き、全国的な施策である多自然川づくりの理念や、これを地域に適用するための具体論を実践的に学ぶ。

 研修では、延岡河川国道事務所の川元壊二技術副所長が「五ヶ瀬川水系における川づくり」をテーマに講演。五ヶ瀬川水系の河川改修に関して、河川環境の整備と保全を加味した、環境に配慮した川づくりの歴史の一部を紹介する。

 このほか、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センターの増山晃太氏は「風景の中の川づくり」と題して講演。「防災×景観」に取り組んできた熊本県の白川での河川整備を事例に、設計・施工段階での工夫などを紹介する。

 開催日程と定員は、県北会場が11月15日に日向市中央公民館(定員300人)、県南会場が11月16日にJAアズムホール(定員400人)。開催時間はいずれも13時から17時まで。テキスト代及び税込の受講料は一人当たり3200円。

 参加希望者は、大淀川流域ネットワークのホームページからダウンロードできる申込用紙に必要事項を記入し、11月1日までにFAXまたはメールで送付し、受講料を指定口座に振り込む。入金確認後に参加申込受付証を送付する。

 当該研修会は、宮崎県の総合評価落札方式で評価項目の一つに設定されているほか、全国土木施工管理技士連合会のCPDS認定講習、建設コンサルタンツ協会のCPD認定プログラムとして申請する。

 研修会に関する問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会(NPO法人大淀川流域ネットワーク事務局内、電話0985-78-2655、FAX0985-48-8233、メールmizube@oyodo-river.org)。