山之口町内の3つの保育施設を統合した、新たな保育所の整備計画を進める都城市は、10月16日に指名8社で「山之口保育所建設工事に伴う設計委託」の入札を執行。その結果、益田設計事務所が1413万9900円で落札した。委託期間は平成31年8月30日まで。税抜の予定価格は1840万6000円だった。
対象施設は▽ふもと保育所・定員40人▽中央保育所・定員50人▽乳児保育所・定員30人―の3施設。ふもと保育所は昭和40年、中央保育所は昭和51年に竣工し、経年に伴う施設の老朽化が著しいため、安全な保育環境の確保や施設の利便性向上を図る観点から、3施設を統合した山之口保育所を整備する。
建設予定地は花木地区体育館の北東部の敷地(3615m2程度)。現時点に於ける施設の規模は▽保育所=RC造平屋建延べ720m2程度▽倉庫=木造平屋建延べ15m2程度―を計画し、敷地内には駐車場、園庭、門、フェンス等の外構施設のほか、雨水排水設備を整備する。当該業務では、これらの整備に係る基本・実施設計を委託する
入札の指名業者は、益田設計事務所、団一級建築設計事務所、建人設計、ヨシモト企画設計、フェステル建築研究室、エース建築設計、八光開発コンサルタント、旭総合コンサルタントの8社。