宮崎県串間土木事務所は10月5日、条件付一般競争により「国道448号藤工区(仮称)藤トンネル工事(1工区)」及び「同(2工区)」の入札を執行。2工区は旭・大和・五幸JVが13億6265万円(税抜予定価格15億1394万5000円)で落札した。現時点で1工区の入札結果は明らかにしていない。
昨年6月の降雨でひび割れや路面変状、斜面滑落が発生した藤工区(串間市市木)の復旧に際して災害関連事業を適用し、トンネルによる路線の早期整備を図る。工事概要は、1工区がトンネル本体工441mと坑門工1基、2工区がトンネル本体工444mと坑門工1基。工期は32年10月31日まで。
入札は施工体制評価型の総合評価落札方式(簡易型)で行い、低入札価格調査制度を適用した。入札の参加業者は、旭・大和・五幸JV、矢野・藤元・湯川JV、内山・伊達・あさひJV、吉原・富岡・永野JV、志多・大淀・工藤JV、坂下・坂口・山崎JV、松本・谷口・松浦JV(辞退)の7者だった。