公益財団法人宮崎県産業振興機構は、事業承継の現状や課題、事例等を紹介する「中小企業交流会」を11月8日に宮崎市のMRTmicc2階ダイヤモンドホールで開催する。参加無料。定員200人。10月17日まで参加申し込みを受け付ける。
経営者の高齢化等が進む中小企業において、事業承継は単なる相続等の問題にとどまらず、会社の存続に関わる極めて重大な経営課題となっている。交流会では、全国の状況や解決に向けた視点、行政等のサポート体制、各種事例等について講師が紹介する。
第1部では、宮崎県事業引継ぎ支援センター統括責任者の岡村巖氏が「事業承継の現状と課題」と題して講演。全国及び宮崎県に於ける事業承継の現状や課題、同センターの仕組み(サポート体制)などについて説明を行う。
第2部では、各種遠心分離機の開発・製作等を手掛ける株式会社松本機械製作所及び松本機械販売株式会社(いずれも大阪府堺市)の代表取締役に32歳の若さで就任した松本知華氏が、事業承継に至るまでの歩みや事業承継後の取り組みを紹介する。
時間は10時30分から12時05分まで。このほか、県内外企業の取引拡大や情報交換の場として、13時20分から17時05分まで、同会場で「宮崎県ものづくり取引拡大商談会」も開催する。各イベントの詳細はホームページで確認できる。
問い合わせ先は宮崎県産業振興機構産業振興課(〒880-0303宮崎市佐土原町東上那珂16500番地2・宮崎テクノリサーチパーク、電話0985-74-3850、FAX0985-74-3950)。