国土交通省九州地方整備局は、ことし10月から12月にかけて九州各県で開催する「新技術・新工法説明会」のプレゼン及び展示内容を決定し、各会場の聴講参加者を募集する。宮崎会場は10月26日に宮崎市民文化ホールで開催する。参加無料。定員は200人程度。聴講申し込みを10月5日から22日まで先着順で受け付ける。
国土交通省や地方自治体の職員、民間企業の技術者等を対象に、社会資本整備に寄与する新技術や新工法を広く知ってもらい、公共工事での新技術の更なる活用を図るとともに、新たな技術開発を促進することが目的。新技術情報提供システム(NETIS)の活用状況やi-Constructionの取り組みに関する説明も行う。
宮崎会場は10月26日の10時20分から16時30分まで、宮崎市花山手の宮崎市民文化ホールで開催する。プレゼン企業に選ばれた16者が新技術・新工法について説明を行うとともに、このうち14者が別会場でブース展示を行う。説明会は、建設コンサルタンツ協会及び全国土木施工監理技士会連合会のCPD認定を受けている。
聴講参加希望者は、専用ウェブサイトからダウンロードできる募集要領を確認のうえ、所定の申込書に必要事項を記入し、受付期間内に業務委託先である九州建設技術管理協会久留米業務室へメール(shingijutsu@kyugikyo.or.jp)で送付する。応募は先着順とし、応募者多数の場合は聴講人数を調整する場合がある。
説明会全般に関する問い合わせ先は、九州地方整備局企画部施工企画課または港湾空港部海洋環境・技術課(電話092-471-6331)、九州地方整備局九州技術事務所技術開発対策官(電話0942-32-8245)。申し込みに関する問い合わせ先は、九州建設技術管理協会久留米業務室調査第二係(電話0942-46-3232)。
宮崎会場のプレゼン技術は次のとおり▽先行手摺工法クサビ足場(商標名=アルバトロス、トリプルエース)▽Licos▽防鳥ネット▽VERTICAL PANWALL(バーチカルパンウォール)▽浸透型補修工法▽国産環境型レンガ▽アクアリムーバーエコ▽イージーラーメン橋(H鋼桁埋込RC複合門形ラーメン橋)▽NCショット▽天の川LED光源ユニット▽スプリング拘束型鉛プラグ入り高減衰積層ゴム支承(SPR-S)▽テラグリッド補強土工法▽ALSP2(アルサップ)工法▽LDB-500▽グラスグリッド▽移動式ろ過システム「TGAL」。
《聴講募集要領》