国土交通省は9月28日、平成30年度「優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)」の被顕彰者422人、「青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)」の被顕彰者101人を発表した。被顕彰者のうち、女性技能者は建設マスターで5人、建設ジュニアマスターで4人を選んだ。10月5日に顕彰式典を開く。
今回で27回目となる建設マスターは、優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成に貢献した建設技能者に贈られる大臣顕彰。今回の422人を加えると、累計で1万0073人が顕彰を受けたことになる。被顕彰者の平均年齢は50.7歳で、最低年齢は39歳、最高年齢は68歳だった。
一方、27年度に創設した建設ジュニアマスターは今回で4回目の顕彰。建設現場に10年以上従事し、さらなる活躍が期待される青年技能者を対象としており、今回の101人を加えて、累計で425人を顕彰した。被顕彰者の平均年齢は36.5歳で、最低年齢は29歳、最高年齢は46歳だった。
県内企業では、▽河野誠司氏(切断穿孔工/カワノ工業)▽菊地哲郎氏(配管工/江坂設備工業)▽興梠哲也氏(塗装工/旭工舎)▽那須裕生氏(土工/小野建設)▽濵田光洋氏(土工/旭建設)▽林雄二氏(土工/林建設)▽山内哲也氏(橋梁特殊工/日本ピ-・シ-・テ-建設)▽吉田勝氏(防水工/テックインファスナー)―の8人を建設マスターに選定。
建設ジュニアマスターには、園田貴大氏(屋根工/園田板金)と本友和氏(土工/原田建設)の2人が選ばれた。