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大手50社受注、11月は前年比20%増 国交省

 国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査によると、11月の大手建設会社50社の受注総額は20.5%増の1兆1379億円となり、2カ月連続で増加した。民間工事が15.6%増の8357億円、公共工事が22%増の2018億円となり、いずれも前年同月の受注額を大幅に上回った。

 民間工事の受注総額は15.6%増の8357億円で先月の減少から再びの増加。製造業からの受注は19.1%増の1883億円、非製造業からの受注は14.7%増の6474億円だった。

 公共工事の受注総額は22%増の2018億円で2カ月連続の増加。国の機関からの受注が104.6%増の1573億円と倍増。一方の地方の機関からの受注は49.7%減の445億円と半減した。

 海外工事は240.6%増の582億円となり、先月の減少から再び増加した。