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旧岩脇中利活用でサウンディング型市場調査 日向市

 日向市は、平成18年度の平岩小中一貫校の開設に伴い、一部を除いて使用していない旧岩脇中学校の土地・建物について、民間事業者との対話を通じて市場性の有無や利活用のアイデアを把握することで様々な手法を検討し、今後の利活用の方針の決定等に活用することを目的としたサウンディング型市場調査を実施する。

 調査対象は旧岩脇中学校(日向市大字平岩194番地1)の土地及び建物。校舎や体育館、グラウンド等を含む土地の総面積は1万8153m2。既存建物は▽校舎4棟(RC造平家~3階)▽体育館1棟(RC造2階)▽部室1棟(RC造2階)▽プール附属棟1棟(CB造平家)―の7棟で、延床面積の合計は3105m2。

 現在は、校舎を市の倉庫及び地元スポーツ団体等の活動場所として、グラウンド及び体育館を地元スポーツ団体等の活動場所として利用しており、これらの利用に関しては、活用方法等の検討とあわせて、利用団体と市との間で利用時間の変更や代替場所の確保等について調整を行う予定でいる。

 利活用に際しては、「日向市公共施設等総合管理計画」における公共施設マネジメント三原則(安全・安心の確保、総量の最適化、ライフサイクルコストの縮減)を踏まえ、土地・建物を一体的または部分的に使用し、雇用の創出や地域の賑わいづくり等に資する民間事業者による事業の実施を期待している。

 市場調査の参加資格は、旧岩脇中学校の利活用の実施主体となる意向を有する法人または法人によるグループ。2月23日の14時から旧岩脇中学校で事前説明会を開催し、説明会終了後に1時間程度の現地見学会を行う。事前説明会の参加申込期限は2月16日。企業名や参加者氏名、連絡先を明記し、メールで申し込む。

 市場調査に参加を希望する民間事業者は、所定の申込書に必要事項を記入し、3月2日までに電子メールで送付すること。旧岩脇中学校の活用や地域貢献、利活用にあたっての課題、市に期待する支援措置等をまとめた企画提案書を3月9日までに提出し、3月中旬に実施する調査で企画提案書に基づき市と意見を交わす。

 市場調査の実施要領や参加申込書は日向市のホームページからダウンロードできる。問い合わせ及び申込先は、日向市総務部財政課公共施設マネジメント推進室(電話0982-52-2111/内線2517、メールzaisei@hyugacity.jp)。

《サウンディング型市場調査の実施要領》