第7回ものづくり日本大賞の内閣総理大臣受賞者が1月15日に発表された。国土交通省関係では8件11人が選ばれ、熊谷組の「ネットワーク対応型無人化施工システム」、大林組の「常温硬化型超高強度繊維補強コンクリート『スリムクリート工法』」、鹿島の「平成の国宝姫路城大天守保存修理『伝統技術と現代技術の融合による姫路城再生』」の他、優秀施工者国土交通大臣顕彰受賞者(建設マスター)に選ばれた技能者らが受賞した。
ものづくり日本大賞は、日本のものづくりを支える中核人材を顕彰するために2005年度に創設され、隔年で受賞者を選定している。7回目の受賞者は71人で、このうち国交省関係では11人が受賞する。22日に首相官邸で表彰式を開催する。
国交省関係の受賞案件と受賞者は次の通り(敬称略、建設関係のみ)。
▽ネットワーク対応型無人化施工システム―熊谷組(北原成郎、飛鳥馬翼)▽常温硬化型超高強度繊維補強コンクリート「スリムクリート工法」―大林組(平田隆祥、石関嘉一)▽平成の国宝姫路城大天守保存修理「伝統技術と現代技術の融合による姫路城の再生」―鹿島(野崎信雄、河原茂生)
*優秀施工者国土交通大臣顕彰受賞者(建設マスター)▽淺田朋憲(創建)▽北谷吉弘(植木組)▽前原剛(前原瓦店)▽倉迫貴裕(装匠)。