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外国人建設就労者、ベトナムが最多に 国交省

 国土交通省の受け入れ事業を利用して日本に滞在している外国人建設就労者数が、2017年12月末時点で2651人となった。このうち、ベトナムからの入国者数が874人となり、国籍別で中国を抜いて最多となった。入国者数は3月末までに約3900人まで伸びる見通しだ。

 主な国籍別の入国者は▽ベトナム874人▽中国869人▽フィリピン432人▽インドネシア358人―。この4カ国で全体の9割以上を占める状況は変わらないが、ベトナム人が17年12月に最多となった。ベトナム、フィリピン、インドネシアからの入国が伸びる一方、中国からの入国者数は減少傾向にあるという。

 職種別では、鉄筋施工(494人)、とび(486人)、建築大工(351人)、溶接(310人)、型枠施工(286人)の入国者数が多い。12月には初めてウェルポイント施工の職種で入国した就労者がいた。

 適正監理計画は12月末までに1059社が1123件を提出し、国交省の認定を受けた。認定計画から集計すると、3月末までに入国者は約3900人になるという。