▲新庁舎のイメージ図
経年による老朽化や耐震強度不足等を背景に、役場庁舎の建て替えを計画する西米良村は、来たる2月5日に指名競争で新庁舎建設に係る▽建築主体工事▽電気設備工事▽機械設備工事―の入札をそれぞれ執行する。工期はいずれも平成31年3月31日までを予定しており、翌4月の供用開始を目指す。
建設から約50年が経過する現在の役場庁舎は、経年に伴う施設本体や設備の老朽化が著しい。一方で、耐震性能や構造的に大きな課題を抱え、南海トラフに代表される巨大地震等の発生時に、災害対応拠点としての機能が維持できない可能性があるため、現在地に庁舎を建て替える。
新庁舎の規模はS造4階建延べ1552m2。設計業務は徳岡設計九州事務所が担当した。新庁舎の建設工事期間中は、隣接する集落センター及び保健センターに各課を分散配置して業務を行う。新庁舎建設事業の総額は6億3400万円程度を見込んでいる。