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各機関の取り組みなど報告 建設産業人材確保・育成推進協議会

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▲写真は会合の模様

 国土交通省や厚生労働省、建設産業団体などで構成する建設産業人材確保・育成推進協議会は9月4日、2017年度の第1回企画・広報分科会を開き、各機関の事業などを情報共有した。建設産業団体からは最近の取り組みとして、全国中小建設業協会が、東京都中小建設業協会が新たに行った「婚活パーティー」を報告した。また、東京建設業協会が会員企業のために作成した「みんなの建設業就活ナビ」、神奈川県建設業協会が高校生を対象に実施している現場見学会やインターンシップなどの取り組みを伝えた。

 東京中小建設業協会が開いた婚活パーティーは、会員企業に勤める独身男女に出会いの場を提供するため7月に開いたもの。若手社員の企業への定着促進がねらい。男性13人、女性15人が参加した。4組のカップルが生まれたという。

 東京建設業協会の「みんなの建設業就活ナビ」は、会員企業の社員募集を支援するため作成したインターネットサイト。企業情報のほか、入職者の就活体験アンケートや会員企業の採用担当者の座談会などを記事として掲載している。

 神奈川県建設業協会は高校生を対象とする現場見学会やインターンシップをはじめ、新規に16年度、企業を対象とする「女性社員の活躍推進セミナー」などを開いたことなどを報告した。

 建設産業団体はこのほか、日本建設躯体工事業団体連合会が次世代経営研修会の開催▽日本建設業連合会が「けんせつ小町活躍現場見学会」の開催▽日本機械土工協会が関東圏専門工事業担い手確保・育成推進協議会(夢協)の活動▽全国建設業協会が地域建設業の将来展望策定専門委員会の設置▽日本電設工業協会がインターンシップ推進助成金制度―などを説明した。