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建設コンサルのA等級に資格 空港の避難・早期復旧計画

 国土交通省大阪航空局は25日、一般競争入札で行う「管内空港の地震・津波避難計画・早期復旧計画作成業務」を公告した。南海トラフ巨大地震等の発生に伴い、大規模被害が発生すると想定されている広島空港、高松空港、高知空港、大分空港、宮崎空港及び鹿児島空港の地震・津波に対応する避難計画・早期復旧計画案を作成する。

 具体的には、▽高知空港における地震・津波に対応する避難計画・早期復旧計画(案)の修正▽地震に対応する避難計画・早期復旧計画の作成(広島・高松・鹿児島)▽地震・津波に対応する避難計画・早期復旧計画の作成(大分・宮崎)▽警報(情報伝達)システム等の検討▽現地協議会説明―などを行う。履行期限は30年3月23日まで。

 入札の参加要件は、大阪航空局の競争参加資格者のうち「建設コンサルタント」でA等級の認定を受けていること。また、平成19年度以降に完成・引き渡しが完了した①地震に対応した避難計画、早期復旧計画又は防災対策の検討業務②津波に対応した避難計画、早期復旧計画又は防災対策の検討業務―のいずれかの実績を有すること。

 入札説明書は大阪航空局及び管内の空港事務所等で交付するほか、電子データによる配付も行う。申請書及び資料は9月25日から10月10日までの期間に電子調達システム等により行う。同システムにより10月31日の9時から17時まで入札書を受け付け、11月1日に開札する。

 入札手続等の担当部局は、大阪航空局総務部契約課契約係(〒540-8559大阪市中央区大手前4丁目1番76号大阪合同庁舎第4号館15階、電話06-6949-6206、FAX06-6949-6220)。