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12月3日に全国13会場で実施 解体工事施工技士試験

 公益社団法人全国解体工事業団体連合会(全解工連)は、解体工事の安全・確実な施工や建設副産物の適正処理能力を備えた者を認定する「平成29年度(第25回)解体工事施工技士試験」の実施要領を明らかにした。受験申込の受付期限は11月2日。12月3日に全国13地区で試験を実施し、30年2月9日に合格者を発表する。

 解体工事施工技士試験は、建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(解体工事業に係る登録等に関する省令第七条第三号)に規定された国土交通大臣登録試験。解体工事施工技士試験の合格者は、解体工事業の登録及び施工に必要な技術管理者の資格要件の一つとされている。

 受験するためには学歴等に応じた解体工事の実務経験が必要。▽大学の指定学科卒は1年6カ月以上、指定学科以外卒は2年6カ月以上▽短大・高専の指定学科卒は2年6カ月以上、指定学科以外卒は3年6カ月以上▽高校等の指定学科卒は3年6カ月以上、指定学科以外卒は5年6カ月以上▽その他は8年以上―とする。

 九州管内の試験会場は、福岡会場(TKP博多駅前シティセンター)と鹿児島会場(鹿児島県建設センター)の2箇所。税込の受験料は1万6200円。受験希望者はホームページの専用フォームからメールを送信し、返信メールに沿って受験者情報を入力する。受験料の支払い完了後、履歴書や実務経験証明書等を郵送する。

 試験の詳細は全解工連のホームページhttp://www.zenkaikouren.or.jp/で確認できる。申し込み及び問い合わせ先は、全国解体工事業団体連合会事務局(〒104-0032東京都中央区八丁堀4-1-3安和宝町ビル6階、電話03-3555-2196)。