宮崎県は9月8日、条件付一般競争で「高鍋高岡線本庄橋工区本庄橋上部工(P1張出)工事」「高鍋高岡線本庄橋工区本庄橋上部工(P2・P3張出)工事」の入札を執行。その結果、P1張出は富士ピー・エス・志多・松本JVが5億3240万円、P2・P3張出はオリエンタル白石・大和開発・旭建設JVが7億8541万円で落札した。
高鍋町と宮崎市を結ぶ主要地方道高鍋高岡線のうち本庄橋工区(国富町本庄)には、昭和33年竣工の本庄橋(橋長230m)が架設されているが、経年に伴い主要部材の老朽化が進むとともに、大型車の離合が困難な状況にある。このため、老朽化した本庄橋の架け替えを行うと共に、前後の交差点を含む取付道路を一体的に整備する。
架け替えを行う新橋の概要は、橋長224m、全幅14.5mのPC4径間連続箱桁橋。架設工法は張出架設工法とする。今回発注する工事では、上部工1工区(P1張出延長82.6m及び仮設工事一式)、上部工2工区(P2・P3張出延長141.4m及び仮設工事一式)をそれぞれ施工する。工期はいずれも31年10月31日まで。
入札の参加業者は、両案件ともに富士ピー・エス・志多・松本JV、オリエンタル白石・大和開発・旭建設JV、ピーエス三菱・山崎・岡﨑JV、川田・伊達・内山JVの4者。税抜の予定価格は、P1張出が5億9119万円、P2・P3張出が8億7256万2000円だった。