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10月12~14日に日本科学未来館で G空間EXPO

 日本測量協会(日測協、矢口彰会長)、全国測量設計業協会連合会(全測連、野瀬操会長)、日本測量機器工業会(測機工、平野聡会長)、日本測量調査技術協会(測技協、岡部篤行会長)―の測量4団体は、10月12~10月14日の3日間にわたり、日本科学未来館(東京都江東区)で開かれる「G空間EXPO2017」の中核イベントとなる「地理空間情報フォーラム2017」を共同で開催する。

 フォーラムの開催は、従来からの測量や計測という「測る」最先端技術を核として、地理空間情報を用いて「調べる」「計画する」といった利活用技術をはじめ、その成果である3次元データや地図などの高度な表現技術を駆使した「見せる」「伝える」情報サービス技術まで、大きな広がりを持つ地理空間情報の世界を多くの人々に知ってもらうことが目的。

 測量4団体は、地理空間情報フォーラムを通じて、多種多様な地理空間情報に関する最先端技術やサービスを来場者らに紹介し、「地理空間情報分野を担う人材育成や交流につなげたい」考えだ。

 フォーラムは、G空間情報関連企業・団体・機関による展示とベンダーフォーラムや日測協主催のシンポジウム、測量の原理・原則を学べる「測量コンテスト」や「歩測大会」などの体験イベントで構成。

 シンポジウムでは、準天頂衛星4機体制によって実現が近づいた「地理空間情報高度利用社会」の姿を、より具体的に来場者に描いて見せる。

 国土地理院は、国土交通省国土政策局とともにG空間EXPO2017のもう一つの中核イベントとなる「Geoアクティビティコンテスト」を共催。G空間情報に関する独創的なアイデアやユニークな製品、画期的な技術などを展示・プレゼンテーションする場を設け、民間企業のビジネスパーソンや行政機関、研究機関のキーパーソンたちが、新たなアイデアやアクションを生み出す“出会い”や“きっかけ”を提供する。

 また、もう一つの中核イベント「Geoエデュケーションプログラム」では、専門家だけでなく、一般の来場者にもますます身近になってきたG空間情報を生かした教育や、さらに便利になる“これからの暮らし”を体感してもらうことにしている。