日本測量協会(日測協、矢口彰会長)は、2018年度の測量士・測量士補国家試験の合格を目指す人を対象とした「国家試験合格ガイダンス―受験対策講座の特徴および合格者からのアドバイズ―」を、10月30日午後2~4時に文京区白山の日測協で行う。定員40人。受講料は無料。テキスト代(1000円)は講習時に徴収する。
近年、国土交通省がi-Constructionを推進していることもあいまって、GNSSやUAV(ドローン)などの最新の測量技術、3Dマシンコントロールなどを用いた情報化施工、構造物の3次元モデルを活用して設計・施工を行うCIM、UAVやロボットによる構造物の点検・補修など建設業を巡る技術革新が目覚ましい勢いで進展している。
日測協は、こうした状況が建設現場を支える「測量士・測量士補」のニーズの飛躍的な高まりにつながっているとみて、測量士・測量士補の資格取得を目指す人の「背中を押す」ことにした。
ガイダンスでは、日測協の職員が受験対策講座の特徴や測量初学者のための基礎講習の特徴を説明。17年度国家試験の合格者も招いて体験談を語ってもらい、勉強方法などを受講者にアドバイスする。
問い合わせ及び申し込み先は、測量技術教育部・電話03(5684)3355。