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勤労者体育センターを耐震改修で整備 三股町

 三股町は、経年劣化が進む勤労者体育センター(五本松8番地2)を耐震補強及び改修で整備する計画を進めている。施設整備に係る実施設計業務が完了したことを受けて、29年度9月補正予算案に耐震改修工事費として9514万円を計上。予算化されれば早期に着工し、今年度内の工事完了を目指す考えだ。

 昭和53年竣工の勤労者体育センターは、これまでに建設から約40年が経過。平成25年に実施した耐震診断で「耐震補強が必要」と判断されていたため、町は施設の耐震補強及び改修を計画した。

 計画では、既存施設(S造平屋建延991m2)の耐震補強工事を行うとともに、▽屋根・外壁の外部補修▽トイレ等の水回り改修▽施設内床部の人工芝化―などの工事を行う方針。床の人工芝化を行うことで、フットサルコートとしての使用も可能になる。施設整備に係る実施設計は団一級建築設計事務所が担当した。

 着工に向けて、三股町の29年度9月補正予算案には、耐震改修工事に係る費用として9514万円が盛り込まれている。開会中の議会で予算案が可決されれば、早い段階で工事に着手し、今年度内での工事完了を目指す。