日本測量協会(日測協、矢口彰会長)は、測量業務の発注者を対象とした公共測量講習会を東京など全国10都市(会場)で開く。各会場とも開催地の国土交通省地方整備局、国土交通省国土地理院地方測量部、開催県の後援を得て実施する。
講習会は、公共測量業務を発注する国と地方公共団体などの実務担当者に、公共測量の手続きや実際に行われている作業手法、最新の測量技術や測量機器を知ってもらい、測量成果の品質確保などについて理解を深めてもらうことが目的。
日測協は「公共工事の品質確保の促進に関する法律」(公共工事品確法)が2005年4月に施行されたのを契機として、毎年この講習会を開いている。17年度当初の時点までに合計70会場で開催し、5723人が受講している。
九州管内では、2018年1月17日に長崎会場(長崎県市町村会館)を開催する。受講料は無料。定員は50人。