九州の建設技術における産学官の連携を目的に、10月18日と19日の2日間、福岡国際会議場で「九州建設技術フォーラム2017」が開催される。「生産性革命」をメインテーマに、基調講演や特別講演、技術プレゼン及びブース展示等を行うほか、i-Constructionに関する相談対応も行う。
フォーラムはことしで14回目の開催。建設技術の開発や普及促進に向けて、産学官(企業・大学・行政)のそれぞれが新技術の開発及び活用の最新情報等に関する取り組みについて情報を発信・交換する。技術情報の展示、プレゼンテーションなどの形をとりながら連携を深め、九州に於ける更なる建設技術の発展を目指す。
18日の基調講演では、国土交通省の森昌文技監が「生産性革命をめざして」をテーマに講演。19日の特別講演では、一般社団法人日本建設業連合会の畠中千野氏がけんせつ小町の活躍推進に関する取り組みを紹介する。19日には「ダイバーシティの推進」をテーマに、九州で活躍する女性や企業経営者等が参加するディスカッションも行う。
両日を通じて、新技術に関するプレゼンテーションやブース展示、ポスターセッション、九州地方整備局職員による新技術及びi-Constructionに関する相談受付を行うほか、学生を対象に建設関連団体が建設業の魅力や業務内容を紹介するリクルーティングプレゼンテーションを初めて開催する。
入場無料。開催時間は、18日が12時30分から17時まで、19日が9時30分から16時30分まで。フォーラムは土木学会や全国土木施工管理技士会連合会、建設コンサルタンツ協会等の継続教育認定を受ける予定。大会プログラム等の最新情報は専用ウェブサイトhttp://www.cag-forum.com/で確認できる。