建設ネット企画画像 四角 四角

コーアツ工業が4.7億で落札 加久藤橋上部工受託工事

 国土交通省九州地方整備局は7月28日、一般競争により「加久藤橋上部工受託工事」の入札を参加13者で執行。その結果、コーアツ工業が4億7580万円で落札した。えびの市が計画する市道宮崎水俣線改良事業のうち、加久藤橋架け替えに係る上部工を施工するもの。工期は31年1月9日までとする。

 架設から多年が経過する加久藤橋を含む市道宮崎水俣線は、歩道がなく、一部急カーブがある通行量の多い路線。歩行者を巻き込む交通死亡事故も発生していることから、安全な通学路の確保や利便性の高い交通環境の構築を目的に、えびの市は加久藤橋を含む路線の一体的な整備を進める。

 既設橋の下流側に架け替える新橋の延長は149.7m(幅員約12m)。橋梁形式は4径間連結PCポステンT桁橋。最大支間長は37.4m。架設工法は架設桁架設とする。橋梁部の整備は国土交通省九州地方整備局に委託しており、同局が上部工の入札を執行した。上部工で使用する総コンクリート量は約1100m3を見込む。

 入札の参加業者は、コーアツ工業、ピーエス三菱、三井住友建設、川田建設、オリエンタル白石、日本ピーエス、富士ピー・エス、IHIインフラ建設、極東興和、昭和コンクリート工業、ドーピー建設工業、日本高圧コンクリート、松尾建設の13者。