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広瀬西小で技術メンテナンス奉仕作業 宮崎県サッシ協会

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▲写真は作業の模様

 一般社団法人宮崎県サッシ協会(松下良会長)は8月29日、宮崎市立広瀬西小学校で平成29年度の「技術メンテナンス奉仕作業」を実施した。作業には中央支部に所属する13社から約30人の技術者らが参加。老朽化して開閉しにくくなった窓や引き戸のメンテナンス作業に汗を流した。

 宮崎県サッシ協会が毎年実施しているメンテナンス奉仕作業は、30年以上前から続く協会のメイン事業の一つ。宮崎市内の学校施設を対象として、夏休み明けの登校日を前に、生徒達が安全で快適な学校生活を送ることができるよう、日頃の業務で培った技術を活かした地域貢献活動に取り組んでいる。

 作業当日の午前8時に参加者一同が現地に集合。松下会長から挨拶があったのち、技術検査員長の大峯康誠氏が作業内容を説明し、参加者は4つの班に分かれて各所で作業を開始した。作業では、経年劣化に伴い開閉しづらくなった引き戸や窓の状態を確認し、戸車やクレセントの調整・取り替え作業などを行った。

 宮崎県サッシ協会の松下会長は例年行っている奉仕作業が会員各社の協力の下に成り立っていることに感謝を述べたのち「20年後、30年後の日本を背負って立つ子ども達が、安心安全に勉強できるよう、私たちができる環境整備を行っていこう」と参加者に呼び掛けた。

 一方、広瀬西小学校の矢野一憲校長は「先日、不審者対応訓練を実施したが、生徒達を守るためには鍵が重要となる事を改めて感じている。サッシや建具の劣化をプロの技術で修繕していただく事で、生徒達が安全で快適な学校生活を新学期から送ることができるようになる。とてもありがたい」と感謝の意を示した。