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直轄ICT土工、公告件数は704件 国交省

 国土交通省は、2017年度のICT活用工事の発注見通し(6月22日時点)を明らかにした。直轄工事では、ICT土工704件、ICT舗装89件を公告する予定。都道府県・政令市でも31団体が112件以上を公告するとしている。

 直轄のICT土工は、16年度補正予算成立前の656件(16年9月時点)と比べ、6月時点で704件と発注予定件数を48件増やす。このうち発注者指定型は85件、施工者希望Ⅰ型(土工量2万m3以上)は213件、施工者希望Ⅱ型(同2万m3未満)は406件としている。

 一方、17年度から導入したICT舗装は、発注者指定型で5件、施工者希望Ⅰ型(予定価格3億円未満で1万m2以上の路盤工含む)で40件、施工者希望Ⅱ型(規模問わず受発注者協議で実施)で44件の合計89件を発注する見通し。

 ICT土工を発注する都道府県・政令市は16年度の19団体から31団体に増加。公告件数も56件から112件以上に増える見通しだ。