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寄宿舎実施設計は小嶋凌衛建築設計 産業技術専門校高鍋校

 宮崎県は、8月23日に「県立産業技術専門校高鍋校寄宿舎建設工事他実施設計業務委託」の入札を小嶋凌衛建築設計事務所、新城設計企画室、宮崎設計、岩切設計、松浦建築事務所、野添設計の指名6者で執行。その結果、小嶋凌衛建築設計事務所が380万円で落札した。委託期間は90日間。税抜予定価格は434万円だった。

 県立産業技術専門校高鍋校(高鍋町南高鍋1770)は、平成15年に県立産業技術専門校(西都市)の分校として開校。敷地内にある寄宿舎(定員10人程度)は、経年に伴う施設の老朽化が進み、昨年度に行った耐震診断で「建築基準法の想定する大地震(震度6強)で倒壊する可能性がある」との診断結果が判明していた。

 既存宿舎を活用する場合は大規模改修となり、新築と同程度の費用が必要となるため、国庫補助制度を活用した施設の建て替えに係る設計に着手する。今回の業務では、新設する寄宿舎(木造平屋建延べ217m2)の実施設計及び地盤調査、既設寄宿舎(同178m2)の解体に係る実施設計を行う。