▲写真は作業の模様、体験の模様
宮崎地区建設業協会青年部(坂口浩部長)は１８日、宮崎市立青島小学校で平成２９年度の奉仕活動を行った。青年部のメンバー２４人が参加した今年の奉仕活動では、多量の土砂が堆積したグラウンド側溝の清掃作業や樹木の剪定作業のほか、生徒を対象に高所作業車の体験試乗や土木作業の見学等が行われた。
社会貢献活動に積極的に取り組む青年部では、地域住民や子供達に建設業を身近に感じてもらえる「ふれあいの場」として、平成１３年から市内小中学校を対象とした奉仕活動を実施。１７年目を迎える今回の活動は宮崎市青島の青島小学校で行われた。
登校日に合わせて行われた全校集会で挨拶に立った坂口部長は「誰かの仕事で皆さんの快適な生活は成り立っています。その中でも今日は建設業について見て、知っていただきたい」と呼び掛け、「皆さんに喜んでもらえるよう、今日は学校を綺麗にします」と生徒達に挨拶した。
全校集会を終えた生徒達は学年毎に分かれ高所作業車の体験試乗と重機による作業を見学。生徒達は口々に「すごい」「重機に乗って動かしてみたい」と話しながら、建設業への理解や興味を深めていた。
真夏の太陽が照りつける炎天下の中、部員らは手分けして作業を実施。高所作業車を使って高木の剪定作業を行ったほか、多量の土砂が堆積していたグラウンド側溝の清掃作業に重機と人力で取り組み、作業が終わる頃には校内はすっきりと整備された。
宮崎市教育委員会学校施設課の大住昇課長補佐は、「学校と行政で適切な施設の維持・管理に努めてはいるが、維持する事が難しく、建設業のプロの皆様の専門的な知識や技術を用い作業していただく事で大変助かっている。」と活動への感謝を述べるとともに、「高所作業車の体験試乗など子供達に多くの経験をさせていただきたい」と話した。