▲写真は見学会の模様
日本建設業連合会による「けんせつ小町活躍現場見学会」が8月8日、東京・虎ノ門の「虎の門病院整備事業」(施工・戸田建設)の現場で開かれ、12人の女子小中学生ら9組・21人の親子が参加した。また、見学会の様子を石井啓一国土交通相が視察した。
建設業に入った動機を女性技術者に尋ねたり、見学会に参加した女子小中学生たちに感想を聞いた石井国交相は「女性が働きやすい魅力ある建設業にしたい」と力強く話していた。
虎の門病院整備事業の現場では現在、150~200人が働き、うち約20人が女性だという。このうち建築と設備工事の女性技術者5人がグループ「けんせつ虎こまち」を結成し、女性が働きやすい職場環境にするため話し合ったり提案したりしている。
石井国交相から、建設業への女性の就業促進について意見を聞かれた虎こまちリーダーの田里礼香さんは、自らが建築が好きだったことを話した上で、「建設業の仕事に魅力を感じている女性はもっとたくさんいるはず。入職しやすい雰囲気をどんどんつくってほしい」と答えていた。